前回に引き続きメイフライのご紹介。 今回は夏だけでなく秋まで範囲を広げました。
3000m級の山々を源としているMountain Streamといった様相の川が多いモンタナ(Montanaという名前も‘山’と言う意味です)ですので、速い流れに住むヒラタカゲロウもとても多く見られます。

これは7月12日、ボルダー・リバー。 この時期でしたら昼過ぎ頃からスピナーを見かけるようになります。 日暮れ間近には、早瀬の下のプールでカディスと入り乱れてスーパー・ライズになることも少なくありません。 スピナー・パターンに飽きられたら(もしくは飽きたら)表層付近にウェット・フライを流してみるのも良いです。

つぎにPMD。中小型のマダラカゲロウの総称ですので、大概PMDって言っておけば当てはまってしまうくらい絶対数の多い代表格のカゲロウです。

#14〜#18くらいのカゲロウが多い中、夏にハッチする小型のカゲロウとして‘トライコ’がいます。 大まかに言って、早い時期には午前中にスピナーフォールがあります。 8月の終わりごろだと朝はダン、夕方はスピナーといった感じです。

8月29日、イエローストーン・リバー下流部です。 オスは真っ黒ですが、メスの腹部は鮮やかな緑色をしています。 上の写真のトライコは#26くらいですが、大体#20、#22くらいのサイズが多いので、コカゲロウのパターンを流用することも出来ます。

上の写真は7月24日、ミレズニック・ランチ内のイースト・ギャラティン・リバーです。 スピナーフォールは、オスが先でメスが後になりますが、メスのスピナーが流れ出すとメスのパターンの方が反応が良いことが多いです。

コカゲロウもPMDと並んで初夏から秋までハッチの続く代表的なメイフライです。 8月にはさすがに暑くなりますのでハッチ量は減りますが、曇りや雨の日に水温の低い川を選んで行くと、コカゲの釣りを楽しめる場合も少なくありません。 7月10、デピューズ。 デピューズのようなスプリング・クリークでは、ほぼ1年中ハッチしています。 特に秋から春の寒い時期が楽しいですよ。

オスのスピナー。9月21日、ボルダー・リバー。

これはフタバコカゲロウでしょうね。 9月21日、ボルダー・リバー。

こちらはフタオカゲロウの仲間で、グレイ・ドレイク。 大きさはグリーン・ドレイクとほぼ同じですが、同じ‘ドレイク’と呼ばれていても別の種類です。 ちなみにブラウン・ドレイクはモンカゲです。 7月6日、ヘンリーズ・フォーク。

これは、トビイロカゲロウの仲間。 マホガニーと呼ばれています。 下の写真はそのシャック。 10月9日、ボルダー・リバー。

ざっと簡単に書いてきましたが、写真から想像を膨らませてタイイングするのも楽しいと思います。 役に立つか判りませんが・・・
こうやって見てくると、日本とほとんど変わらない虫がいるってわかりますよね。 つまり日本で使っているフライをそのまま持ってきて楽しめるって言うことですね。 モンタナは初心者からベテランまで楽しめるところですので、もっと多くの人が気軽に訪れてくれるといいなって思います。
- 2007/06/06(水) 07:21:47|
- フライフィッシング
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